日本の行事・習慣ガイド

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立冬とはどういう意味?何月?由来は?食べ物は?

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日本の四季を知らせる節目の立冬。

しかし、この日はまだ11月上旬で、冬というには少し早い気もしませんか?

こちらでは、立冬の由来やこの日に食べるもの、同じ冬という字を使った冬至との違いについて詳しく説明していきます。

 

立冬とはどういう意味があるの?由来は?

立冬とは、中国から伝わった二十四節気の春分から数えて15番目の節気です。

2018年の立冬は11月7日ですが、まだ紅葉も見られる時期なので冬というのは少し早い気がします。

これは立冬の由来が、中国の気候を基にして名前や時期を決めているため、日本の四季と少しずれることが原因です。

太陽の黄経(こうけい)が225度に達した日を立冬とし、立冬の次の節気である小雪(しょうせつ)までの期間も立冬に含みます。

二十四節気は次の節気までの間隔を15日としているため、11月7日から21日までの期間が立冬となるのです。

日本では、冬というには少し早いですが、暦の上では冬のはじまりを示し、立冬を過ぎてからだんだんと冬の気配が感じられるようになっていきます。

北国や高地では初冠雪が見られる時期にもなり、太陽の光が弱まる時期でもありますね。

また、うるう年の関係で毎年同じ日に立冬が来るわけではなく、何年かに一度ずれます。

これは、私たちに馴染みのある新暦と、旧暦を基にして作られた二十四節気とでは1年が10日ほど違うため、それを調整する意味でうるう年が設けられてことから節気も少しずれると言えます。

新暦と旧暦の季節区分は以下の通りです。

  旧暦 新暦
1~3月 3~5月
4~6月 6~8月
7~9月 9~11月
10~12月 12~2月

新暦よりも旧暦のほうが1~2か月早く季節が訪れる、と考えるのが覚えやすいです。

 

立冬に食べるものとは?

季節の節目に行事食はつきものですが、立冬に食べるとされるものに、とくに決まりはありません。

しかし、二十四節気の発祥とされる中国では、多くの地域で体を温めるものが食べられており、れんこん・栗・生姜・ナツメなどの食材が好まれています。

「立冬補冬、補嘴空」ということわざもあり、これは立冬のときに栄養を補給しましょうという意味です。

他にも体を温めるとされる食べ物には、ねぎ・にんにく・牛肉・ごぼう・かぶなどがあげられ、寒い時期ですのでスープやお鍋にして食べてもいいですね。

季節の変わり目は風邪を引きやすいので、衣服だけでなく食べ物を上手に使って体を温めましょう。

余談ですが、中国では出産後に冷たいものを食べることが禁止されています。
冷たい飲み物やフルーツはもちろん、常温のものもあまり好まれません。

これは、東洋医学が広く信じられているためであり、食事はもちろん水を触ることなども禁止されています。

私たち日本人は、お風呂の湯船に入り体を温めることができますが、中国のほとんどの家庭にはシャワーしかないので、このように食べ物で気を付けるなどしないといけないのかもしれませんね。

 

立冬と冬至の違いは?

立冬とはこの日以降冬の気配を感じられますよ、ということを意味し、対して冬至は二十四節気で立冬から数えての3つ目の節気にあたり、昼間よりも夜の時間が長いということを意味する日です。

立冬同様、その年によって多少前後しますがだいたい21~22日となっています。

この日にはゆず湯に入り、カボチャを食べることが定番とされていますが理由をご存知でしょうか?

それは「ん」の文字が付くものには運が付くとされることから、「ん」が2つ付く南瓜(カボチャ)が好まれ、ゆず湯の強い香りが邪気を払うと考えられていたので、運を呼び込む前に体を清めるという意味を込めてゆず湯に入るのです。

立冬と冬至で同じ冬の漢字を使用した節気ですが意味が異なりますので、それぞれの意味をしっかりと理解し、季節を感じられるようになるといいですね。

 

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