日本の行事・習慣ガイド

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立春とはどういう意味?由来は?食べ物は?

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2018年2月4日は立春です。

節分の翌日とも覚えられ、寒い日が続く2月に立春の文字を見ると陽気な春が待ち遠しくなりますね。

今回は、立春の由来やこの日に食べるとされるもの、春分との違いなどについて詳しく説明していきます。

 

立春とはどういう意味があるの?由来は?

立春とは、古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ作られた、季節の指標のひとつです。

1年を24に分けたときの第一節目にあたり、旧暦では新しい年の始まりの日とされていました。

 

私たちが普段お正月として過ごしている1月1日に「迎春」「新春」の文字を見かけるのはこのことからきています。

また、立春の次の節目に当たる雨水(2月19日頃)までの期間のことも立春に含み、このあたりから少しずつ寒さが和らいで春の訪れを感じられるようになります。

 

立春は冬から春に変わる日とされており、同時に寒さがピークの時期でもあります。

立春を過ぎてからやっと暖かさを感じられる日が来るので、春という字がついているのにまだ寒いと思いがちですが、もう少し気長に春を待ちましょう。

 

立春に食べるものとは?

前日の節分の日に豆を食べることはよく知られていますが、立春の日にも食べるものがあります。

代表的なもので全国的に食べられているのが、「立春朝絞り」と呼ばれるお酒や、桜餅やうぐいす餅といった「立春生菓子」です。

 

立春朝絞りとは、前日の夜からもろみを搾り続け、立春の朝にこのお酒で春を迎えましょうという祝い酒のことで、桜餅やうぐいす餅は立春の朝に作り、その日のうちに食べると縁起が良いとされています。

食べると1年を無病息災で過ごせると言われていますので、立春の日にはぜひこれらのものを食べましょう。

 

もちろん自分でお酒を絞ることは難しいので、市販の美味しいお酒を買ったり、生菓子は和菓子屋さんで買ったりするのもおすすめです。

 

立春と春分の違いは?

2018年の立春は2月4日ですが、春分の日は3月21日です。

2月と3月とでは気候もだいぶ違いますが、この2つは何が違うのでしょうか?

 

前述したように立春が意味するのは冬の寒さが頂点であることと、これから春が訪れますよというものですが、春分の日は昼と夜の長さがほぼ同じ時間になることを意味しています。

このように同じ春という漢字を使っていても意味はまったく異なるのです。

 

また、春分の日は太陽が真東から昇って真西に落ちることから、あの世とこの世が最も近づく日と考えられ、お彼岸でもあります。

以上のことから、立春は待ちわびた春の知らせをお祝いし、春分の日にはご先祖様に会いに行くといいでしょう。

 

立春と八十八夜の関係は?

八十八夜(はちじゅうはちや)とは、立春を第1日目として数え、88日目にあたる日のことです。

これを雑節といい、二十四節気や五節句の他に、季節の移り変わりを的確に掴むために用いられた特別な暦日のことを指します。

 

八十八夜以降は霜が起こることが少なく、種まきや茶摘みを行うのに適していると考えられ、農家の人などが季節の目印として使っていた日本独自の暦です。

同じように立春から数えて210日目を二百十日(にひゃくとおか)、220日目を二百二十日(にひゃくはつか)と呼ぶものがあります。

 

二百十日はおおよそ9月1日頃、二百二十日は9月10日から13日あたりの台風や風の強い日であり、農家の厄日とされてきました。

統計的には二百十日よりも二百二十日のほうが台風の来襲が多いです。

 

もともと、月の満ち欠けを基にした太陰暦がベースである日本の旧暦は、暦日と季節が半月もずれることがあるため、地球の周りを回る太陽の動きを基にした太陽暦で季節の目安を設けていました。

複雑ではありますが、先人たちの知恵の結晶が、今日の私たちの暮らしに多いに役立っているのです。

 

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