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うるう年はなぜ2月で調整されているの?うるう秒とは何?

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4年に1度訪れる、うるう年。

この年は1年が366日あり、2月の日付が普段28日までなのに対し29日まであります。

そもそも、なぜうるう年で日付が変わるのは2月なのでしょうか?

また、他の月は30日や31日までとなっているのに対し、2月だけどうして日付が少ないのか。

うるう年と同様に定期的に行われる、うるう秒についても詳しく説明していきます。

 

うるう年はなぜ2月で調整されているの?

暦は大きく分けると「太陽暦」「太陰暦」「太陰太陽暦」の3つに分類されています。

太陽暦は現在私たちが使っている新暦と呼ばれるもので、1年を365日とし、400年間に97回のうるう年を用いて、その年を366日とすることにより、400年間における1年の平均日数を、365日と考える方法(グレゴリオ暦)です。

この方法は、深くさかのぼると古代ローマで使用されていた暦法が基となっており、現在の2月にあたる月が1年の終わりとされていました。

紀元前8世紀ころのローマで使用されていたロムルス暦では月は10しかなく、農業の捗らない冬の期間(1月と2月)は月日が割り振られていなかったのです。

その後誕生したヌマ暦により、1月と2月が追加され、この12の月の日にちは29日か31日とされていました。

これは、古代ローマでは偶数が不吉な数字だと考えられていたためです。

例外として、年末の2月は祓いや清めの月とされていたため、偶数の28日となっています。

しかし、ヌマ暦では1年が355日しかなく季節と日付がずれてきてしまうため、ここで2年に1度うるう月が設けられるようになりました。

年末2月の日数を23日もしくは24日とし、その翌日から27日間のうるう月を使っていましたが、その後、経済的な混乱や戦争が原因で、正しくうるう月が使用されなくなり、暦が季節より2か月以上も進んでしまう状況が発生しました。

そこで、1年を365日、4年に1度のうるう年を366日とするユリウス暦を制定。

ユリウス暦では1年の初めを1月とします。

今までのヌマ暦で日数が29日だった月は、30日もしくは31日に変更となりましたが、2月の日数は28日のままになっています。

これは、2月に宗教的な意味合いのお祭りが多くあったため、混乱を避ける目的で日数の変更が行われなかったと考えられています。

うるう年は、太陽の動きと暦のずれを調整するために設けられ、なぜ2月に行われているのかは様々な暦法が基となっているからです。



うるう秒とは何?

暦と季節の調整を行うために、うるう年を設けていることがわかりましたが、これは1年を調整するためです。

この1年を正しく形成するためには、時間を細かくみていかなければなりません。

地球の自転を基準にして1日の長さが決められ、1日24時間、1時間を60分とし、1分を1秒としていました。

これが、時代と共に進んだ技術の原子時計で、正確な時間が測れるようになると、地球の回転速度は一定でないことがわかり、また、少しずつずれが生じる可能性があるため、時間の修正を行ううるう秒が設けられました。

うるう秒による調整は、12月か6月末日の最後の秒で行われ、それでも調整しきれない場合には3月か9月末日にも行われます。

地球の自転と原子時計の差がプラスマイナス0.9秒になるよう調整され、地球の自転が遅い場合には、59分59秒のあとに59分60秒として1秒を挿入し、その次が0分0秒になります。

一方、地球の自転が速い場合には、59分58秒の次の59秒をなくし、0分0秒にすることで1秒減らします。

うるう秒がいつあるかについては、地球の自転速度を長期に渡り予測できないので、うるう年と違いあらかじめ知ることができません。

2018年1月1日のうるう秒挿入はなく、一番最近では2017年1月1日に調整されました。

 

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