日本の行事・習慣ガイド

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オカマの日って何の日?由来は?イベントや食べ物はあるの?

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世の中には様々な記念日が存在しますが、オカマの日はご存知でしょうか?

オカマの日は4月4日に制定され、まだまだ認知度の低いものです。

この日の正しい意味や由来、この日に食べるものやイベントなど、詳しく紹介していきます。

 

オカマの日って何の日?由来は?

オカマの日と呼ばれるこの日は、正式名称を「トランスジェンダーの日」といいます。

TSとTGを支える人々の会が制定したもので、TSはtranssexualの略で性転換を意味し、TGとはtransgenderの略で性同一性障害を意味しています。

 

この会は性同一性障害、トランスセクシュアル、トランスジェンダーの支援・自助グループです。

トランスジェンダーとは、自身の性別に違和感があり、反対の性での生活、または現在の性別にとらわれない形での生活を望みながらも、形成外科手術までは望まない人のことを指します。

 

今でこそ、芸能人にも性同一性障害をカミングアウトする人が増え、広く一般的に知られるようになりましたが、今日に至るまでは様々な背景が存在しました。

平成10年10月16日埼玉医科大学において、初めて公に性同一性障害の治療として性別適合手術が施行されて以降、戸籍の性別訂正が許可されましたが、仕事や教育、医療や福祉などの各方面で差別が解消されるには、世の中のさらなる理解が必要でした。

 

そこで、性の多様性とトランスジェンダーに関する理解を深めるきっかけになるよう、前述のグループが記念日の制定を行ったのがこの日の由来です。

4月4日がトランスジェンダーの日に制定された理由には、女の子のお祭りである3月3日の桃の節句と、男の子のお祭りである5月5日の端午の節句の中間地点、つまり性別は男女の2つだけではなく、この日が抽象的な日であることをあらわすのにふさわしいとの考えからきています。

 

しかし、これはトランスジェンダーを中間の性、または男でも女でもない(男でも女でもある)ことを意味しているわけではありません。

オカマの日として認知されるのは、オカマとしてプライドを持って生きている方たちが、オカマの言葉に傷ついているという事実があるのです。

 

TSとTGを支える人々の会では、世の中にこの日が広く知られて欲しい気持ちと、それにあたり歪曲されて認知されているのは悲しいといった気持ちが交差する複雑な思いを抱えているようです。

では、結局4月4日は何の日?と思うかもしれませんが、この日は「性別という概念にとらわれない性の多様性への理解を深める日」、といった解釈をするようにしましょう。

イベントや食べ物はあるの?

ひな祭りには雛あられ、端午の節句には柏餅を食べますが、オカマの日の「カマ」にちなんで釜飯を食べます。

これは、ニューハーフタレントのベティさんが自身のお店の開店日である4月4日にオカマの節句パーティをしており、釜飯を食べていたことが某新聞社によって報じられたことがきっかけに広まったと考えられています。

 

しかし、ベティさんのお店の開店日が4月4日であることと、オカマの日が4月4日であることは偶然の一致で、もともと両者は全く関係ありませんでした。

なんとも奇跡的な巡り合わせですね。

 

また、ゲイタウンとして知られる新宿2丁目ではイベントを行うお店もあり、私たちの知られざるところで盛り上がりを見せている日なのです。

これらのお店には、独自の入店ルールが設けられており、「誰でもOK」「ゲイ・男性のみOK」「女性NG」などの決まりがあります。

 

「観光バー」や「ミックスバー」と表記のあるお店は、初心者向けの誰でも歓迎のお店なので興味のある方は足を運んでみると良いでしょう。

人生相談ができたり、ショータイムが見られたりと、今まで経験したことのない世界に触れ合えるはずです。

 

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