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鯉のぼりのレンタルある?初節句にはどんなものがいい?

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子どもの健やかな成長を祝う行事である「こどもの日」。

親としてはきちんとした形で祝ってあげたいと、鯉のぼりの購入を検討するかもしれません。

しかし、本格的に揃えようとするとコストが高くなるため、鯉のぼりのレンタルがあれば・・・と考える方もいらっしゃると思います。

そこで、鯉のぼりのレンタルを行っている業者はないか、また、そもそも鯉のぼりはいつから始まった風習なのか、その歴史を調べてみました!

 

鯉のぼりのレンタルはある?

結論からいいますと、残念ながら鯉のぼりのレンタルを行っている業者はありませんでした。(2017年12月現在)

今は、色々なものがレンタルされている時代ですので、鯉のぼりもあると思ったのですが、ないという事実に正直驚きました。

なぜ、鯉のぼりのレンタルがないのか。それは「商売として成立しないから」という一言に集約されるのでしょうが、どうして成立しないのでしょうか。

一つには、現代の住宅事情が反映されている、ということがいえると思います。

鯉のぼりをあげられるような広い庭がある一軒家に住んでいる人は減っており、ニーズが少なくなってきています。

時代に合わせて、ベランダ用の鯉のぼりなども発売されていますが、それはコストも低くレンタルするまでではありません。

業者の立場からすると、ニーズが減ってきている鯉のぼりのレンタルで商売をするメリットがないのかもしれません。

 

初節句にはどんな鯉のぼりがいい?

ニーズが減ってきているといっても、やはりこどもの日といえば鯉のぼりですし、初節句ともなれば、おばあちゃん、おじいちゃんが「買おうか?」と打診してくることもあると思います。

そんなとき、どのような鯉のぼりを選べばいいのでしょうか。

もちろん、ポールを立てて、大きな鯉のぼりを風にはためかせるのも風情があって素敵なのですが、前述したように、今の住宅事情では、昔ながらの大きな鯉のぼりをあげることは難しくなってきています。

そうなると、必然的に家の中やベランダなどのスペースに合ったコンパクトなものに絞られてくるでしょう。

例えば、机の上に飾られるような可愛らしい鯉のぼりの置物もありますし、タペストリータイプで壁に飾るものや、つるすタイプの室内用つるし鯉のぼりもあります。

ベランダ用、室内用鯉のぼりは、探すとたくさんありますので、きっとピンとくるものが見つかると思います。

お店によっては、名入れをしてくれる所もありますので、良い記念になりますね。

伝統は大切ですが、時代によってその形は変わっていくもの。

しかし、わが子の健やかな成長を願う心は、いつの時代も変わりません。

自由なスタイルで楽しみながら、子どもの成長を祝いたいですね。

 

鯉のぼりはいつ始まったの?

鯉のぼりの風習は、江戸時代に始まったといわれています。

こどもの日は「端午の節句」ともいわれますが、端午の節句とは何でしょうか。

端午の端は「はじまり」という意味で、元はその月の最初の午の日を指していました。それが午(ご)の音が五と同じことから、5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになり、奈良時代以降に定着していったという説があります。

また、中国では奇数は「陽数」、偶数は「陰数」とされていましたが、動的な意味を持つ陽数が重なる日は激しさを増す危険日とされました。

そこで、奇数が重なった日に、植物の力によって邪気を払う避邪の行事が行われました。その中国の暦法が日本に伝わり、豊作祈願の風習と重なって、次第に「節句」という形になっていきました。

そして、端午の節句には、芳香を放つ菖蒲やヨモギを軒に挿して邪気払いをする風習が続いていましたが、江戸時代には菖蒲(しょうぶ)=尚武(武道を重んじること)とかけて「尚武の節句」とし、武家階級では幟(のぼり)などの武家飾りを玄関前に並べるようになりました。

それはやがて庶民にも広がっていき、武家飾りの代わりに鯉のぼりを立てるようになったそうです。

鯉は、中国にある竜門という流れの激しい川をのぼり切った鯉が竜になるという伝説から、立身出世の象徴とされていました。

現在は、男女に関係なく子どもの成長を祝う「こどもの日」と制定されていますが、江戸時代の風習の名残があるためか、男の子の日として定着しています。

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