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時計の右回りには理由があるの?発明したのは誰?

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私たちが生活をするうえで指標となっている時間。

その時間を示す時計がなぜ右回りなのか気になったことはありませんか?

「時計回り」という言葉があるほど、時計が右回りなのは常識ですよね。

時計が右回りになった理由と、時計を発明した人物について詳しく説明していきます。

 

時計の右回りには理由があるの?

今でこそ時針がその時間を具体的に示すようになりましたが、昔は太陽の位置を基におおよその時間を計っていました。

これが「日時計」と呼ばれるもので、地面に立てた棒の影の位置から時間を計ります。

 

日時計を利用していた文明が多く残る北半球では、太陽が東から西へ動くと、日時計の中心の軸の影は西から東へ動くため、日時計の影は太陽の影に沿って右回りになりました。

その後、時計は進化し続けていきましたが、この太陽の影を基にした日時計が時計の針が右回りになった理由と考えられています。

 

また、南半球では北半球とは逆で日時計の影が左回りとなりますが、時計の文明は主に北半球で発展していったことから後に右回りへと統一されていきました。

他にも時計が右回りになったもうひとつの理由として、右利きの人が多いことがあげられます。

 

右利きの人は右に回す力が強く、時計のネジやゼンマイなどは右回りのほうが都合の良い作りなのです。

腕時計を付ける人は、多くの場合左腕に付けていますよね。

 

一般的に右回りは力をかけやすい方向で、左回りは力を緩めたり優しくしたりする、人のからだに合った方向と言われています。

ネジ、ガスや水道などの栓は右に回すと締まり、左に回すと出る(緩む)ようになっていて、何気なく過ごしている日常生活でもこの原理は使われているのです。

 

一方、足には利き足と軸足が存在し、右利きの人は利き足も右足になりますが、軸足は左足です。

軸足は体をしっかり支え、ふんばりのきく足となり、利き足(けり足)は自由に動く足のため、陸上競技などでは左回り(反時計回り)となっています。

 

時計を発明したのは誰?

初期の時計は日時計が多く、曇りや夜には使うことができませんでした。

この日時計は紀元前約4000年頃世界で最初にエジプトで使われたと言われています。

 

1日を12時間の2組に分けたのは日時計を最初に使い始めた古代エジプト人で、彼らは日時計のあと、容器に水が流入するようにし、その水の高さで時間を計る水時計を作りました。

その後、世界各地で、上部から下部への砂の移動によって経過時間を計る砂時計、ろうそくに等間隔の「印」をつけ、時間の経過を測定する「ろうそく時計」など、時計と呼ばれるものが次々と発明されていきます。

 

1582年頃にイタリアのガリレオが、振り子の揺れが大きくても小さくても一定である等時性原理を発見し、さらに1656年頃にはオランダのホイヘンスがそれを時計の振り子に応用する振り子時計の開発により、飛躍的に時計精度が向上しました。

日本では、西暦671年に天智天皇が水時計で時間を計り、鐘や太鼓を打って時を知らせることを始め、江戸時代には時計師が櫓(やぐら)時計、尺(しゃく)時計、枕時計などの和時計を作ります。

 

1873年(明治6年)より季節・昼夜に関係なく、1日の長さを等分して時刻を決める時法に移行したため和時計の時代は終わり、同年に八角型や四つ丸型のぜんまい式振り子時計が初めて輸入され、その後日本各地で多くの時計メーカーが誕生しました。

2012年にはGPS衛星から電波を受信し、現在地の時刻を正確に計るソーラーウォッチが日本で初めて作られ、これは記憶にもまだ新しいですね。

 

よって、時計を発明した人物は、特定の誰という訳ではなく、あえて言うのであれば時間の概念を持ち始めたエジプト人と言えるでしょう。

 

 

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